概要

実績豊富な"Johnny Walker" BeetleTMデザインによるRHK社のBeetleは、現座市販されている温度可変式SPMとしては最も機械的、熱的安定性に優れています。

25Kから1500Kという広範囲な温度領域が先進的なNC-AFMから摩擦力の定量測定までのすべても測定手段が可能になります。ユーザーは容易にSTMとUHV中AFMの切り替え、チップやプローブ、試料の交換を行うことができます。

Beetleは空気中測定用キットから温度可変機構を持ったフルシステムまで製品ファミリーが充実しています。特にRHKでは磁場可変システムや光学ビームを入射可能な光学アクセス付属システム、SEMによるプローブガイド/モニター機能付きシステムなどがあります。さらにBeetleはRHKの分析・準備用チャンバーに組み込むことができます。

Beetleファミリー

Beetle UHV VT STM

最も標準的なVT STM（可変温度型STM）25Kから1500Kの範囲で非常に安定したパフォーマンスを持ちます。

Beetle UHV VT AFM

安定性と汎用性を備えた最も高い安定性を持つVT SPMです。

Beetle UHV VT VMF

真空チャンバー外に設置した電磁石は冷却水が不要、±１Tまでの磁場を連続的に発生することができます。

Beetle UHV AFM/SEM

AFMの分解能とSEMの広い視野を兼ね備えており、広い領域でプローブをSEMによるモニター・ガイドを行うことができます。

Beetle Ambient STM/AFM

大気中Beetleシステムにより多用途STM/AFMです。高真空あるいはUHVシステムへのアップグレード、さらにUHV-可変温度システムへのアップグレードが可能です。